こんにちは、ひろしです。
前回は僕が某プロスポーツのスタッフであることを
書かせていただいたのですが、実は望んでなった訳ではないんです。
というか、僕の社会人としてのスタートは商社マンだったはずで、
本当ならアラスカで鮭漁のマネジメントなどやっていたはずが、
バブル全盛期で会社がホテルころがしなどやっていたもので、
新しくホテル買ったから2週間ほど遊びがてら研修しようかが、
最終的に9年も勤める羽目になっちゃうんです。
休みは年間60日=月に5日、そのうち半分は、
チェックアウトから翌日のチェックインまでの
午後半休+午前半休という環境。
商社に入社時の約束ではそこそこの初任給だったはずなのに、
初月給は10万円そこそこ、初ボーナスが支給されたときに
月給と合わせて10万の桁が1で始まっているのを見たときは
さすがに目が点になりました。
それでも、ろくに大学にも行かず、何の資格や特技も無い自分は、
黙ってアラスカ行きの辞令を待つしかなかったんです。
また、本社からの研修社員という事もあり特別待遇で、
地道な裏方の仕事をさせられるでもなく、
フロントマンとしてカウンターで働けていたのが
せめてもの救いでした。
ちなみにこのホテル、創業者は衆議院議員で、
吉田茂元首相のお気に入りだった名門なのですが、
創業者が亡くなり、僕が入社したはずの商社が
買収をしたというホテルで、1970年代には
プロが選ぶ日本のホテル旅館で1位の常連だった
こともあるホテルではあったんですがねぇ。。。