こんにちは、ひろしです。
今回は、いよいよ今の仕事に至る話にお付き合いください。
故郷に戻ったは良いが、転職のあてなどなく何とかなるだろうぐらいの軽い気持ちでした。地元の巨大バス会社がいつもドライバーを募集していて、良い仕事が見つからなければバスのドライバーになろうと考えていたのです。
当時は携帯電話がようやく普及し始めた時代で、インターネットなどは一部のお金持ちの世界。就職先は情報誌で探しました。その時たまたま目にしたのが地元から小一時間離れた県庁所在地に建設中の当時業界最大手の流通業が経営する1,000室規模のホテルスタッフ募集でした。
今ではありえない話ですが、地元の代議士経由で履歴書を送ったところあっさりと採用されてしまいました。しかも平のフロントスタッフとして採用されたのに、研修中に異例のチーフ昇進、開業後にはロビーのマネージャーを拝命しました。
隣接するスポーツ施設では所有するチームが年々成績を上げ、優勝も視野に入ってきます。そんな時に所有するチームの営業部門に異動しました。初年度からトップの成績を挙げて、2年目にはAMラジオで週に一度のレギュラーまで持ってしまいます。
そして異動した年にチームが初優勝、日本一を勝ち取ったのです。が、この時2度目の不幸がひたひたと忍び寄っていたのでした。